「コインチェックは利用しやすいって聞くけど、手数料ってどうなの?」
「初心者でも安心できる?」
国内No.1(※)ダウンロード数を誇るスマホアプリで人気のコインチェックですが、手数料の仕組みは複雑です。
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年1月〜2024年12月、データ協力:AppTweak
特に「手数料無料」と表示されている部分には、見落としがちなコストが潜んでいます。
この記事では、コインチェックで発生するあらゆる手数料を徹底的に解説し、賢くコストを抑えるための具体的な方法と、利用する上での注意点をお伝えします。
この記事をご覧いただければ、コインチェックを最大限お得に、そして安心して利用できるようになるでしょう。
コインチェックの口座開設がまだの方は、以下の公式サイトから申し込みましょう。
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コインチェックの手数料の基本を押さえよう
コインチェックは、その手軽さから初心者から人気ですが、手数料の構造を理解することが重要です。特に「販売所」と「取引所」の違いが大きなポイントとなります。
取引手数料:「販売所」と「取引所」で大きく異なる
コインチェックの取引形式は「販売所」と「取引所」の2種類があり、それぞれの手数料体系が以下のように異なります。
- 販売所:スプレッドが実質的な手数料
- コインチェックから直接仮想通貨を購入・売却する最も手軽な方法です。
- 取引手数料自体は「無料」と表示されていますが、これは誤解を招きやすい表現です。 実際には、提示される「買値と売値の差額(スプレッド)」が実質的な手数料として含まれています。
- スプレッドは相場の変動が激しい時や、取引量の少ないアルトコインで広がりやすい傾向があります。初心者には便利ですが、コストは割高になりやすい点を理解しておく必要があります。
- 取引所:ビットコイン取引は手数料無料!
- ユーザー同士が仮想通貨を売買する形式です。
- ビットコイン(BTC)の取引(BTC/JPY)に関しては、手数料が無料です。 これは、コストを抑えてビットコインを取引したい場合に非常に有利です。
日本円の入出金手数料:方法によって異なるコスト
- 日本円の入金手数料
- 銀行振込:無料(ただし、振込元銀行の手数料はお客様負担)
- コンビニ入金: 770円~1,018円(入金額による)
- クイック入金: 770円~1,018円(入金額による)
コンビニ入金とクイック入金は即時反映されますが、手数料がかかります。
- 日本円の出金手数料:407円
出金金額にかかわらず、一律407円の手数料がかかります。
仮想通貨の送付(出庫)手数料:銘柄ごとに設定
コインチェックから外部ウォレットや、他の取引所に仮想通貨を送付する際に発生する手数料の一例は、以下のとおりです。
- ビットコイン(BTC):0.0005 BTC
- イーサリアム(ETH):0.005 ETH
- リップル(XRP):0.15 XRP
その他の銘柄にもそれぞれ手数料が設定されており、送付頻度が高い場合は、まとまった量を一度に送るなどの工夫が有効です。
コインチェックの仮想通貨送付(出庫)手数料一覧はこちら
その他の手数料
その他の手数料には、以下のものがあります。
- 口座開設・維持手数料:無料
- 貸暗号資産サービス: 貸出期間に応じた利用料が発生(年率1〜5%程度)。
- Coincheck NFT(NFTマーケットプレイス): 手数料は無料ですが、別途ガス代(ネットワーク手数料)が発生する場合があります。
- Coincheckつみたて(自動積立): 手数料はかかりませんが、購入は販売所経由となるため、スプレッドが含まれます。
コインチェックの手数料を安く抑える賢い方法
コインチェックのメリットを活かしつつ、手数料を効率的に抑えるための具体的な方法を見ていきましょう。
ビットコイン(BTC)の取引は「取引所」を活用する
コインチェックでビットコインを購入・売却するなら、必ず「取引所」を利用しましょう。
取引所でのビットコイン取引は手数料が無料であるため、販売所と比べて圧倒的にコストを抑えることができます。アプリからでも取引所へアクセス可能です。
日本円の入金は「銀行振込」を選ぶ
手数料を抑えたい場合、日本円の入金は銀行振込一択です。
コンビニ入金やクイック入金は便利ですが、手数料が発生するため、急がない限りは銀行振込を利用しましょう。
仮想通貨の送付は計画的に行う
外部ウォレットへの送金頻度が高い場合、銘柄ごとの送付手数料を事前に確認し、できるだけまとめて送付することを検討しましょう。
少額を頻繁に送金すると、手数料が割合として高くなってしまいます。
各種サービスの特性を理解して利用する
各種サービスの特性を理解して利用することも重要です。サービスには、以下のような特性がみられます。
- Coincheckつみたて: 自動積立は便利ですが、販売所経由のためスプレッドが含まれます。長期的なドルコスト平均法には有効ですが、短期的なコスト効率を求めるなら取引所での手動購入も検討しましょう。
- 貸暗号資産サービス: 仮想通貨を貸し出すことで利用料を得られますが、預けている間は引き出しができないなど、利用条件をよく確認しましょう。
- Coincheck NFT: NFTの購入・売却手数料は無料ですが、イーサリアムブロックチェーン上の取引にはガス代が発生します。ガス代はネットワークの混雑状況によって大きく変動するため、事前に確認が必要です。
利用するサービスごとにうまく活用しましょう。
コインチェック手数料に関する注意点と得する利用術
それでは、コインチェック手数料に関する注意点と得する利用術について解説します。
販売所の「スプレッド」が最大の隠れたコスト
コインチェックを利用する上で最も注意すべきは、販売所のスプレッドです。「手数料無料」という表示に惑わされず、提示されている買値と売値の差額を必ず確認しましょう。
特に変動が大きい時期はスプレッドが広がり、想定以上のコストになることがあります。
手数料は予告なく変更される可能性がある
仮想通貨取引所の手数料は、市場環境や運営会社の判断によって変更されることがあります。最新の情報は、コインチェック公式サイトの「手数料」ページで確認する習慣をつけましょう。
損しても大丈夫な範囲で投資する
手数料を抑えるのはもちろんですが、何よりも大切なのは、仮想通貨の激しい値動きを理解し、ご自身の判断と責任で投資を行うことです。
無理のない余剰資金を使い、万が一の損失にも耐えられる範囲で挑戦しましょう。
コインチェックの手数料を理解して賢く利用しよう
コインチェックは、手軽に仮想通貨取引を始められる便利な取引所です。
ビットコインの取引は取引所を活用し、販売所のスプレッドに注意することで、手数料を大幅に節約できます。
手数料を正しく理解し、賢く利用することで、コインチェックでの仮想通貨ライフをより快適に楽しみましょう。
※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年1月〜2024年12月、データ協力:AppTweak